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2002年11月09日(土) 20時51分
商品情報メールマガジン、福岡市の「ＢＩＳネット」が提供 ／福岡（毎日新聞）◇役立ちそう「ＣＭのここが？」「あのＣＭの商品のことがもっと知りたい」「店の人にいちいち聞くのは面倒」。こんな方には福岡市の消費者情報サービス会社「ＢＩＳネット」（久留百合子社長）の社員が企業に取材したメールマガジン「ＣＭのここが？」が役に立ちそうだ。 同社は、久留社長を含む消費生活アドバイザーの資格を持つ３人が昨年１月に設立した。会員登録した全国のアドバイザーから寄せられる優良商品情報を自社のホームページ「消費生活ナビ」で報告。企業にも消費者の動向などを伝え、消費者と企業のよりよい関係づくりを目指すという。 メールマガジンは「消費生活ナビ」の一つのメニューで、ＣＭだけでは分からない商品の特徴などを企業の「お客様相談室」などに電話取材し、一問一答形式などで掲載する。昨年８月以来、隔週木曜日の発行で、洗剤不要の洗濯機やノンフロン冷蔵庫、使い捨てコンタクトレンズなどこれまで３２種類を紹介。当初８０人程度だった購読数、つまりメール配信の対象者は今や９００人以上という具合に人気上昇中だ。 例えば、ある家庭用品メーカーが「健康タイプ」の触れ込みで発売したマヨネーズが、イメージと違って既存商品のカロリーと同じであることが取材で判明。また、ビタミン不足を補うとされる大手製薬会社の栄養補助食品については「簡単にビタミンが補充できると思わせるＣＭは疑問。基本の食事をしっかり取り、商品は補助的に使うべきだ」とコメントしている。問い合わせはＢＩＳネット電話０９２・７３９・１７１１。ホームページアドレスはｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｓｈｏｈｉ‐ｎａｖｉ．ｃｏ．ｊｐ【荒木俊雄】（毎日新聞） |