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2002年10月29日(火) 19時08分

地検下妻支部職員、マイカー通勤にしても届けは手当高い電車など利用のまま /茨城毎日新聞

 水戸地検下妻支部の複数の職員が自家用車で通勤しながら、より高額な公共交通機関を利用した場合の通勤手当を受け取っていたことが28日、明らかになった。電車、バス利用の場合は月額最高5万円、自家用車は同2万900円で、最大で約3万円の開きがある。【衛藤達生】
 ◇地検次席検事、“過大受給”認める
 同地検の伊藤敏朗次席検事は記者会見し、過大受給の事実を認めて謝罪したが、「詐欺などの刑事事件には当たらず、『不正受給』ではない」とし、過大受給者の人数や総額などは公表しなかった。
 伊藤次席検事の説明などによると、同地検は職員が着任した際、本人が通勤手段などを記入した書類の提出を受け、通勤手当を支給している。電車、バス通勤の場合は年2回、定期券や回数券などを提示させてチェックしているという。
 同地検が9月、全職員を対象に通勤手段を調査したところ、下妻支部の複数の職員が、公共交通機関利用から自家用車通勤に変更しながら届を提出せず、従来の高額な手当を受給していたことが判明した。伊藤次席検事は「チェックはしていたが、不十分だった。職員には適時に変更届を提出するよう求め、チェックする職員にも十分に確認するよう指導した。差額の返還や職員の処分は考えていない」と話している。
 一方、会計検査院渉外広報室は「実際の受給額と本来の手当額に差があるなら不適切。検査するかどうかは検討するが、検査をして差額が判明すれば、返還を求めることになる」としている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021029-00000005-mai-l08

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