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2002年10月25日(金) 06時33分
ツーショットダイヤルの利用料名目で１億円詐取（朝日新聞）実際には利用していないツーショットダイヤルの料金を請求し、金をだまし取ったとして、大阪府警は２４日、東京都世田谷区北烏山７丁目、元ツーショットダイヤル運営会社社長、篠塚浩容疑者（４０）を詐欺容疑で逮捕した、と発表した。従業員ら９人は昨年７月、大阪、兵庫両府県警が同容疑で逮捕している。府警生活経済課の調べでは、篠塚容疑者は男性従業員（５２）と共謀して００年１１月〜昨年３月、会員登録だけで利用実績がなかった鳥取県内の会社員男性（３３）ら１０人に、利用料金や延滞損害金などを電話で請求し、計約１００万円を詐取した疑い。 篠塚容疑者らは００年９月〜昨年５月、「利用料金が未納です」などと自動的に督促電話をかける機械を使い、会員になった約４万７０００人に架空の請求をしていた。このうち約４７００人が応じ、被害額は約１億円にのぼるとみられる。 被害者の中には、ほかの業者の未納金と勘違いしたり、「自宅に督促電話がかかると、家族に会員だとばれてしまう」と考え、渋々請求に応じたりしたケースが目立つという。 府警には今年も同様の被害の相談が２５６件寄せられており、「身に覚えがない請求には応じないでほしい」と呼びかけている。 (00:16) |