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2002年10月25日(金) 03時01分

<東京電力>福島第1原発の密閉性試験で不正 保安院が処分検討 毎日新聞

 東京電力福島第1原発(福島県)1号機の国の定期検査で原子炉格納容器の密閉性試験が不正に操作された疑惑で、経済産業省原子力安全・保安院は24日、「不正操作が行われたのは間違いない」と判断した。25日にも正式に発表する。電気事業法違反(定期検査妨害)などにあたる可能性が強く、保安院は一連のトラブル隠しの中でも極めて悪質性が高いとして行政処分なども検討しているとみられる。

 不正操作が指摘されているのは、格納容器に窒素ガスを入れ、その後の気圧の低下を測定して漏えい率を調べた92年の試験。事前テストで基準以上の漏れが測定されるなど不安定だったため、試験の際に空気を注入し、漏れた分を補って検査に合格したとされる。

 これまでに、東電や、検査を請け負った日立製作所の内部調査で、空気を入れた場合に試験の数値がどれだけ改善されるかを計算した内部文書が見つかっており、日立側社員は91年にも同様の不正を東電側から指示されたと証言していることが明らかになっていた。

 保安院は、東電から提出を受けた資料や関係者からの直接の事情聴取を通じ、不正操作が行われたことを認定した模様だ。一方で、93年以降の試験に不正はなく、原発の安全性には影響ないとみている。ただし、不正の具体的な手口には不明な部分が残っており、今後、さらに調査を進めるとみられる。

 原子炉格納容器は鋼鉄製でフラスコ様の形をしており、高さ約32メートル。原発事故の際、原子炉本体から放出される放射性物質を内部に封じ込める役割を持っており、高い密閉性が求められる。このため国による定期検査が義務付けられており、試験には国の検査官が立ち会う。


[毎日新聞10月25日] ( 2002-10-25-03:01 )

http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=25mainichiF1025m140&cat=2

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