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2002年10月17日(木) 01時48分

ワン切り対策、業者に通話料負担も ドコモが新システム朝日新聞

 携帯電話を1度だけ鳴らし、着信履歴を見てかけ直してきた人に有料番組を聞かせる「ワン切り」の防止策を携帯各社が強化している。NTTドコモは31日から、携帯利用者が登録した番号を着信拒否できる一方で、業者側から通話料を取る新システムを導入する。

 ワン切りは通話障害の原因にもなるため、総務省が臨時国会にワン切り対策法案の提出を予定しているなど、官民挙げて対策を急いでいる。

 ドコモの新しいシステムは(1)「0*009999」の番号を押して発信ボタンを押し、「プププ」という音を確認する(2)「0」のあとに「*」と「01〜19」のどれかを押す(3)ワン切り業者と思われる電話番号を打ち込んで、発信ボタンを押す−−という手順で利用できる。これによって、登録された番号コールを携帯利用者に代わりドコモが強制的に受信することになり、業者側は1件あたり最低10円の通話料を負担することになる。

 「着信拒否機能」はすでにKDDI(au)やJ−フォンも導入しているが、ドコモでは業者側に負担を強いることでワン切り防止になることを期待する。

 ただ、着信拒否番号の登録も20件程度しかできないため、業者側が次々と新番号でワン切りしてくれば対応しきれない。携帯各社では、個別の対応を急ぐ一方で、政府が臨時国会に向けてまとめたワン切り自体を処罰対象とする法案の早期成立を期待している。

 ■携帯電話各社の主なワン切り対策■

 ●登録(ワン切り)番号の着信拒否

 あらかじめ携帯会社や携帯端末に登録した番号からの着信を拒否できる=各社

 ●音量調整

 着信音を最初から一定時間無音にするか、徐々に大きくしていく。ワン切りはすぐに切れるため、反応しなくて済む=各社

 ●呼び出し時間表示

 着信時の呼び出し時間を画面に表示する。1〜2秒で切れるワン切りと他の着信を区別できる=au、ドコモ(近く実施)

 ●登録(ワン切り)番号の無音化

 ワン切りと思われる複数の電話番号をグループ化して登録し、そこからの着信音を無音にできる=J−フォン

 ※携帯の機種によって、利用できないサービスもある(23:49)

http://www.asahi.com/national/update/1016/033.html

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