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2002年10月17日(木) 19時05分
低金利の消費者金融名乗り、詐欺 ／栃木（毎日新聞）県警生活保安課と栃木署は１６日、低金利の消費者金融を名乗り、融資希望者から金をだまし取った詐欺の疑いで、川崎市宮前区、無職、綱島大介被告（２７）＝既に詐欺罪で起訴＝を再逮捕、神奈川県逗子市池子、会社員、只川修三（２２）、東京都町田市本町田、会社員、前田和志（３２）の両容疑者を同容疑で逮捕した。調べでは、綱島容疑者らは００年１２月下旬ごろ、町田市内のマンションに事務所を開設し、貸金業「あさひ保証」の名前で、低金利融資をうたった新聞折り込み広告を出した。昨年４月１６日、電話融資を申し込んだ大平町の男性会社員（３９）に対し、「他のサラ金から借り入れがあるので融資できない」と告げ、他の消費者金融業者から金を借りるよう指示。ＪＲ小山駅前の消費者金融２社で計１００万円を借りさせた後、５０％の手数料を要求、指定した銀行口座に５０万円を振り込ませてだまし取った疑い。これを含め、同月までに、県内２１人を含む全国約１２０人から総額約１９００万円をだまし取った疑いが持たれている。 綱島容疑者は、バイアグラの販売を装って菓子を送付し現金をだまし取った詐欺の罪で９月１７日に起訴された。【小出洋平】（毎日新聞） |