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2002年10月17日(木) 19時05分
バイアグラの販売を装い現金詐取 容疑の男を逮捕−−県警と栃木県警 ／福島（毎日新聞）県警と栃木県警の合同捜査本部は１６日、性的不全治療薬「バイアグラ」の販売を偽って代金をだまし取っていたとして、川崎市宮前区、無職、綱島大介容疑者（２７）を詐欺容疑で逮捕し、計４件の罪で起訴したと発表した。同被告の銀行口座の調べから、被害者は首都圏を中心に約９０人、被害総額は約３４０万円に上ると見られる。調べによると綱島被告は今年５月、「『男の３０錠』２万８０００円」などとバイアグラ販売をほのめかす広告を日刊タブロイド紙に掲載。広告を見て電話してきた西白河郡内の男性（４３）に「正規のアメリカ製ファイザー社のバイアグラ錠剤」と説明し、２個分に消費税を加えた５万９０００円を銀行口座に振り込ませ、商品を送付しなかった疑い。男性の相談を受けた白河署が捜査を進めていた。 調べに対して綱島被告は「バイアグラの購入なら、被害者も恥ずかしくて警察に届け出ないと思った」と供述しているという。【斉藤望】（毎日新聞） |