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2002年10月12日(土) 02時20分

郵便局員装い資産調査 福岡市で不審電話相次ぐ西日本新聞

 郵便局の職員を装った男が一般家庭の個人資産を聞き出そうとする不審電話が、福岡市内で相次いでいる。利用者アンケートや郵便貯金の勧誘と見せかけ、来年四月の郵政公社化などを引き合いに言葉巧みに相手を信用させるのが特徴。今のところ被害の報告はないが、九州郵政局は「資産を狙った悪質セールスや犯罪目的も考えられる。安易に応じないで」と呼びかけている。

 同郵政局によると、市民からの通報や問い合わせは八月初めから福岡中央郵便局(同市中央区)に相次ぎ、十一日までに五十四件。今月だけでも十九件に上っている。ほとんどは同市中央区の在住者だが、博多区や南区も含まれている。同郵便局の職員宅にもかかってきたという。

 通報内容によると、男は同郵便局の職員を装い、電話。「来年四月から郵便局が公社化されるので3・7%の高金利の新型貯金ができる」「ペイオフの関係でアンケートをしている」などと信用させ、預貯金や国債・証券などの保有額を具体的に尋ねるという。

 また、男は家族構成や年齢を聞くこともあり、住民が回答を拒むと「貯金を全部解約してやる」「家に火をつける」などと逆上。一方的に電話を切るケースもあった。

 同郵政局は「信用して資産内容を明かした人もいるようだが、郵便局が電話で貯金や簡易保険を勧誘したり、個人資産を尋ねることはない。脅迫まがいのケースは警察に通報を」と話している。(西日本新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021012-00000019-nnp-kyu

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