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2002年10月01日(火) 13時40分
＜チケット金融＞業者の支払い請求を棄却 堺簡裁（毎日新聞）客に阪神高速道路の回数券を渡し、一定期間後に額面通りの金を支払わせる「チケット金融」を営む大阪府堺市の業者が客に代金支払いを求めた訴訟で、「暴利」を理由に売買契約を「公序良俗に反し無効」として、請求を棄却していたことが１日分かった。チケット金融は、出資法や貸金業規制法の適用を逃れるために手口が巧妙になっているヤミ金融の中でも、今年になって被害が急増している。被害者団体などは、「違法な高利貸しに歯止めをかける画期的な司法判断」と評価している。先月１７日に言い渡された判決などによると、業者は今年５月、大阪市内の自営業の男性（４７）に回数券を５万円で売り、１週間後に同額を支払うように求めた。男性は業者が入っているのと同じビル内の金券ショップで３万８０００円に換金。業者は、期限後も代金が支払わなかったため、代金５万円と年５％の遅延損害金の支払いを求めて提訴した。（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021001-00001064-mai-soci |