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2002年09月23日(月) 00時00分

道路公社有料道料金徴収 3社独占東奥日報

 県道路公社が管理するみちのく有料道路などの料金徴収業務が事実上、民間三社によって独占されている。みちのく有料道路はA社、青森中央大橋と青森空港の有料道路はB社、第二みちのく有料道路はC社が、各路線の開通以来、継続して料金徴収事務を受託している。また、各社の落札率(最近五年間)は98%以上と極めて高い率になっている。

 県設立の公社等法人の経営改革について検討してきた県公社等経営委員会(学識者・企業経営者・会計専門家で構成)は、このように路線ごとに同一業者が固定的、継続的に業務を落札している問題を重視し、その改善を公社に求めてきた。

 これを受けて県道路公社は、二〇〇〇年度から参加申し込み型指名競争入札を導入した。しかし、入札に参加したのは依然として三社だけで、実効は挙がっていない。

 県公社等経営委員会の委員を務めた小渡章好氏は「参加申し込み型指名競争入札の透明性を高め、入札告知については、より一層周知するよう工夫してほしい」と話しており、参加資格の緩和や適切な入札時期なども課題になっている。

 磯野靜久県道路公社総務部長は「公社としても経営委員会の指摘を受けて、入札方法の改善など努力してきた。これからも透明性、競争性を高めるために努力していきたい」と話している。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2002/0923/nto0923_5.html

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