悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2002年09月23日(月) 00時00分

免許更新時の講習変更で戸惑い東奥日報

 「更新後は違反がなかったのに、なぜ違反運転者講習?」。青森市三内の県運転免許センターに、今年六月以降こんな問い合わせが相次いでいる。同月の改正道交法施行で、免許更新時の講習区分が変わり、区分する際の違反対象期間も通常三年から五年に拡大され、前回の更新以前の違反でもカウントされるようになったためだが、改正法が浸透していないせいか、疑問に思う県民も多いようだ。

 六月施行の改正道交法では、従来は「優良運転者」と「一般運転者」しかなかった更新時講習が細分化された。加えて、運転免許証の有効期間が原則五年に拡大。これに伴い、更新時講習を区分するための違反対象期間も、「前回の更新時から新たな更新時まで」、つまり通常過去三年間だったものが、過去五年間となった。

 過去五年間無事故・無違反な場合は、従来通り「優良」。五年間に、違反点数三点以下の軽微な違反が一回のみの場合は「一般」。「一般」対象外の違反などがあった場合は「違反運転者講習」を受ける。

 このため前回の更新前二年間に、重い違反や複数の軽微な違反をした人は、その更新後に違反が一切なくても、今回の更新では「違反運転者」と呼称されるようになった。

 しかし、中には「前の更新後は無事故・無違反なのに、違反運転者に区別されるのは納得がいかない」と、不快感を示す人もいるという。

 改正道交法のちょっとした誤算?と言ってもいいような、今回の「違反運転者」区分をめぐる問題。更新手続きを取り扱う県警運転免許課は「講習区分に疑問を感じた場合は、説明するので、免許センターか最寄りの警察署に来てほしい」と話している。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2002/0923/nto0923_7.html

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ