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2002年09月17日(火) 00時00分

生協の名語り布団修理の電話勧誘東奥日報

 「以前、生協から羽毛布団を購入しましたよね? 商品に欠陥があるのでリフォーム(修理)にうかがいたいんですけど…」。今年の春先から青森市、八戸市、むつ市などを中心に布団修理業者から布団のリフォームを推奨する電話が多数の消費者に寄せられていたことが、生活協同組合コープあおもりのまとめで分かった。コープあおもりは「布団修理などの業務は手掛けていない」と話しており、生協の名を借りた悪徳商法の可能性もあるとみて、購入者や生協組合員にチラシを配布し注意を呼び掛けている。

 コープあおもりによると、布団修理の電話に関する相談が寄せられ始めたのは二月ごろ。最初は相談件数も少なかったが、四月以降は徐々に増加。八月に入っても相談件数が増え続けたため、被害を未然に防ぐためにも注意を呼び掛けるチラシを製作、配布した。

 修理業者は突然、電話で生協から布団を購入したことがあるかどうかを確認。購入歴がある消費者だと分かると、一方的にリフォームの話を持ちかけてくるという。何度断っても修理の契約を結ぶまでしつこく食い下がり、逆に消費者が修理業者の社名、連絡先を聞こうとすれば、何も教えずに電話をきってしまうという。

 これまで大きな被害に遭った消費者はいないようだが、修理の契約を結んだ後に、怖くなって契約を破棄した消費者が違約金を払わされたケースは数件あったという。過去に同様の手口で布団修理に七万円を払わされた消費者が出たこともあるため、コープあおもりは「修理業者に布団を渡す前に必ず購入先に問い合わせの電話をしてほしい」と、話している。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2002/0917/nto0917_6.html

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