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2002年09月13日(金) 00時00分

水道業者の押し売り苦情相次ぐ東奥日報

 高齢者や独り暮らしの女性宅を狙い、「給水管の清掃に来た」「ここの水は飲めないので、浄水器を買え」などと持ちかけた業者が、高額料金を要求するトラブルが八戸市や百石、下田町で相次いでいる。八戸圏域水道企業団は「依頼を受けない限り、業者でも個別訪問という形はとらない。不審な業者だと思ったらすぐに連絡してほしい」と注意を呼び掛けている。

 同企業団によると、今年七月から管内住民の相談が増え始め、最近では一日二、三件の苦情が寄せられている。内容は「『給水管を点検したい。私に任せれば安くできる』と、強引に給水管の清掃を勧められた」「水質検査を行っているといって、コップの水道水に薬品を入れ、変色すると『ここの水は飲めない』と話し、高額の浄水器を売り込んできた」など。数人で訪れ、中には脅されたケースもあるという。業者は住宅地図を見て、高齢者の名前が記されている住宅を中心に回っているもよう。

 最近では特に給水管の清掃に関する苦情が多くなっているという。国民生活センターによると、給水管の清掃は「特定商取引に関する法律」の規制対象となるサービスに該当せず、クーリングオフ(契約を撤回できる制度)が適用されない。八戸市の市民生活センターは「法の抜け穴を突いたトラブルが急増している。『いらないものはいらない』と毅然(きぜん)とした態度をとることが必要」と話している。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2002/0913/nto0913_5.html

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