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2002年09月12日(木) 19時13分
「債権の譲渡を受けた」と請求はがき…消費センターに苦情４０件 ／群馬（毎日新聞）「あなたの債務８万６０００円を現金書留で支払え」などと、身に覚えのないはがきが届いたとして、県内各地の消費生活センターに苦情が計４０件寄せられていることが１１日、分かった。県消費生活センターは悪質な詐欺行為の可能性が高いとみて、注意を呼びかけている。請求はがきは、いずれもシール式はがきで、今月９日以降、２０〜６０代までの一般家庭の男女に送りつけられた。料金別納はがきで、消印がない。内容は「（他社から）あなたへの債権について譲渡を受けた。１４日まで必着で８万６０００円を必ず現金書留で送金して下さい」などとなっている。 さらに「送金が確認されない場合、訪問集金など断固たる措置を実施します。家族らと同居中の方は特にご配慮ください」と、脅しともとれる文言もある。送金先は東京都渋谷区の民間会社の集金管理センターあてと明示しているが、電話番号などの記載はない。 県消費生活センターは「こんな高額な金を請求する手口は初めて。何者かが金を取り立てに来るかもしれないという恐怖心をあおる手口なのかもしれない」としている。【吉田勝】（毎日新聞） |