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2002年09月12日(木) 14時06分
小中学生に電話 友人の住所など「教えないと殺す」（熊本日日新聞）小中学生のいる家庭に熊本市内のスポーツ店の店員の名をかたって電話をし、友人の住所や電話番号などを聞き出す悪質ないたずらが、県内で相次いでいる。最近は「教えないと家に火を付けるぞ」など脅迫まがいの電話も急増。不審に思った保護者などからの苦情や問い合わせで、スポーツ店は困惑している。名前を使われているのは「スポーツハヤカワ」（熊本市、川上忠社長）。十年前ほどから年間約百件ペースで「友人の情報を聞き出す」といった被害が報告されている。同社は、新聞広告を出したり、校長会などを通じて県内の学校に注意を呼び掛けるなど、対策を取っているが、被害は減らないという。 今年は夏休みに集中、特に子どもに対する悪質な電話が増えた。保護者がいないことを確認した上で「教えないと殺す」と脅したり、子どもが電話を切ると何度も掛けてきてすごんだりするケースもあった。被害は県内全域で発生。名をかたられた同社の県内全八店舗には、今年に入り計約五十件の苦情や問い合わせがあり、多い時で一日四、五件寄せられた。電話の声は男性で、関西方面の言葉を使うこともあるという。 同社は「商品を勧誘するわけでもなく何のために電話しているか分からない。うちは電話勧誘は一切しないし、まして友人の情報を聞くなどあり得ない」と話している。 http://kumanichi.com/news/local/main/200209/20020912000161.htm |