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2002年08月29日(木) 18時41分

県住宅供給公社・巨額横領 チリ人妻の共犯性指摘−−裁判長 /青森毎日新聞

 ◇裁判長「被告の給料知っていた」−−14億円横領
 県住宅供給公社の14億円横領事件で、業務上横領の罪に問われた元公社総務部経理担当主幹、千田郁司被告(45)の第10回公判が28日、青森地裁(山内昭善裁判長)であり、千田被告は「(チリ人妻の)アニータには渡した金をそっくり返して欲しい」と証言した。また「彼女は渡した金が横領した金だと知っていたかもしれない」と述べ、山内裁判長は「共犯性をうかがわせる」と指摘した。
 山内裁判長の質問に対し、千田被告は「アニータには、私の仕事は経理の仕事でサラリーは約50万円だと話した。祖父からの遺産が1億円あるとも話した」と証言。アニータさんがチリのサンティアゴ郊外に大豪邸を建設した後、「まだ金を出せますか」と質問したことに対し、山内裁判長は「千田被告の給料を知っておきながら、そのような質問をしたのはアニータさんの共犯性をうかがわせる」と述べた。
 さらに、千田被告は98年3月、「日本からの送金に、税金がかからなくなるための証書」としてアニータさんから署名を求められたが、今年6月下旬、スペイン語の証書は「夫の財産を妻に委任する」内容だったことが判明。「だまされたとの思いを強くした」と証言した。
 次回は9月18日、検察側による論告がある。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020829-00000002-mai-l02

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