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2002年08月23日(金) 20時23分

故片山隼君の父ら「市民の裁判員制度つくろう会」が要請朝日新聞

 市民が刑事裁判の審理に参加する裁判員制度について、「市民の裁判員制度つくろう会」が23日、制度設計を進める政府の司法制度改革推進本部に「情報公開を進め、広く一般市民からも意見を聴いてほしい」と要請した。同会は今年6月に発足。ひき逃げ事件で息子の隼(しゅん)君を失った片山徒有(ただあり)さんや漫画「家栽の人」の原作者毛利甚八さんらが代表世話人を務める。

 片山さんは、ひき逃げ事件の捜査や裁判の過程で「いまの司法制度には市民の声が届きにくい」という問題意識を持ったという。片山さんは「社会全体で犯罪について考えてほしい。普通の人に被害者、加害者の気持ちをわかってもらいたい」と話す。

 裁判員制度は04年の立法が予定されている。

 推進本部が検討会の議事録で発言者名を明らかにしないことや一般公募の公聴会を開く予定がないことについて、同会は「情報公開が極めて不十分だ。市民の声を十分聞いているとは到底いえない」と批判している。

 31日には、東京・霞が関の弁護士会館で「市民がひらく『裁判員制度』公聴会」を開く。問い合わせは同会(03・5273・7695)まで。

(20:14)

http://www.asahi.com/national/update/0823/027.html

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