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2002年08月21日(水) 19時30分

携帯電話ワン切りの高額請求の相談増 消費生活センターが注意を呼びかけ /富山毎日新聞

 関西や九州で悪質業者の大量発信による通信障害が起き、携帯電話への「ワン切り」が再び問題化している。県消費生活センター(富山市湊入船町)に寄せられる相談も後を絶たない。以前は「うっかりかけ直し、すぐ切ったが大丈夫か?」といった確認がほとんどだったが、最近は高額な料金請求についての相談が増えているという。同センターは「情報料以外の法外な延滞料などは支払う必要なし」とアドバイスしている。 【広田正人】
 ワン切りは1回のコールで切れ、着信記録に残った番号にかけ直すとアダルト番組などへ自動的につながるシステム。すぐに切れば情報を利用したことにならないが、そのまま聞いていると「今から有料になります」「現在の料金は○千円です」などメッセージが流れる。
 昨年度、同センターには363件の相談があった。最初に相談があったのは11月27日で、同月はわずか4日間で161件に上った。以降、12月92件▽1月46件▽2月29件▽3月35件。このうち高額請求に関する相談は14件だけだったが、今年度は6月までの総数47件(4月13件▽5月21件▽6月13件)のうち、13件を数える。
 高額な料金は、利用した番組の情報料に法外な延滞料や「調査料」「事務手数料」などが上乗せされたケースが多い。同センターに相談した男性(26)の場合、情報料4000円の請求を放置していたところ、9万円の支払いをしつこく求められたが、法定利率(年利6%)に基づく延滞料を加算した4050円の口座振り込みで解決した。振り込み時は電話番号だけを記載し、名前や住所などの個人情報を伝えないことで、はがきなどによる督促を防げるという。
 同センター(電話076・432・2949)は平日の午前8時半から午後5時まで相談を受け付けている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020821-00000001-mai-l16

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