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2002年08月19日(月) 14時49分

近視レーザー矯正治療、ドライアイ悪化の恐れ読売新聞

 レーザーで角膜組織の一部分を削り、近視や乱視を矯正する外科手術(LASIK)を受けた後、涙の分泌が少なくなって目が乾いたり、充血したりする「ドライアイ」症状が悪化する恐れが高いことが、南青山アイクリニック(東京都港区)の戸田郁子院長らの研究でわかった。成果は米国医学会眼科専門誌8月号に掲載された。

 戸田院長らは、LASIK手術を受けた人計313人を、ドライアイ患者、ドライアイの疑いのある人、健康な人の3グループにわけて術後の経過を追跡。手術1年後まで、涙腺の機能などを調べた。

 手術を受けると、ほとんどの人が一時的にドライアイ症状になるが、ふつうは約1か月で改善される。しかし、手術前からドライアイ症状のあった人は、術後1年たってもドライアイ症状がおさまらず、前よりひどくなる傾向がみられた。ドライアイ症状が悪化した人も治療効果に差はなく、視力は回復した。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020819-00000106-yom-soci

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