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2002年08月12日(月) 22時50分
＜日本ハム＞小売り会社商品入れ替え 他メーカーお盆返上（毎日新聞）日本ハムグループの牛肉偽装問題で、大手スーパーやコンビニ、百貨店に続き、地域の中堅スーパーにも商品撤去の動きが広がった。小売り各社は土日に空いた売り場を他のメーカーやプライベートブランドの商品に入れ替えた。他メーカーは、生産が間に合わなくなる可能性もあり、夏休みを返上する動きもある。イトーヨーカ堂、イオン、西友などに続き、和歌山県地盤のスーパー、オークワが１２日、１２０店で、東京・多摩地区が地盤のいなげやも１１日に１２６店で、それぞれ日本ハム製品を撤去した。すでに東急ストア（９０店）、東武ストア（４９店）も１０日午後から撤去を始めており、この土曜、日曜の２日間で日本各地から日ハム商品の多くが姿を消した。 一方、日本ハム以外のメーカーは、増産体制に入った。業界４位のプリマハムは、北海道清水町、茨城県土浦市など、国内４工場で休みを返上する。４工場は８月１１日〜１８日に順次３連休を取る予定だったが、休暇を秋以降にずらす。「休暇返上は過去にない」（広報）という。 ２位の伊藤ハムも、全国８工場のうち６工場で、１２日〜１８日の間に順次取る予定だった４日間の夏休みを１〜２日に短縮。３位の丸大食品は「お盆期間に入る前には例年、通常より多めに出荷するのである程度余裕がある。追加分は大きな数字ではない」といい、今のところ夏休み返上の予定はない。 【今沢真、岩崎誠】（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020813-00000075-mai-soci |