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2002年08月08日(木) 22時40分
公金流用で服役中の前収入役が死亡…高知・土佐山（読売新聞）高知県土佐山村の公金１３億５０００万円が流用された事件で、詐欺罪での実刑が確定し、服役中の前収入役・岩崎唯男受刑者（７６）が８日朝、大阪府堺市の大阪医療刑務所で死亡した。心臓疾患の持病があり、病死とみられる。岩崎受刑者は、村収入役だった１９８２年から２０００年までの間、村の一時借入金名目で４金融機関から公金をだまし取ったとして昨年１２月に高知地裁で懲役１２年の実刑が確定。今春、体調を崩したため、高知刑務所から大阪医療刑務所に移されていた。 岩崎受刑者の公金の使い道は、交際女性１１人に計４億５０００万円、飲食費に１億円など６億８０００万円分は分かっているが、残りは未解明。門田博文村長は「まだ少しでも分かることがあったかも知れないので、複雑な気持ち」と話した。 流用された公金については、金融機関が村を相手に返済を求めて係争中だ。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020808-00000511-yom-soci |