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2002年08月07日(水) 15時13分
著作権者の“合法ハッキング”、米国外では「おそらく違法」（ZDNet）先日米国で、著作権保有者によるファイル交換ネットワークへのハッキング行為を合法化する法案が下院に提出されたが、仮にこの法が成立し、音楽会社等が実際の攻撃に出ても、もし攻撃が国境を越えた場合には、その行為はおそらく違法と見なされるだろう。Howard Berman議員が提案しているこの法律では、著作権保有者が、著作権侵害のサイトに対して「おとりファイル」を忍び込ませたり、ハッキングをかけたりしてもよいとしている。この動きに対しては既に批判が持ち上がっているが、米音楽業界にとっては、国や地域による法律の違いも、大きな壁となりそうだ。 例えばオーストラリアでは、コンピュータシステムに違法侵入すれば、最長6カ月の禁固刑を言い渡される可能性がある。メルボルンの新聞、The Ageは8月6日掲載の記事で、この法が成立した場合でも、米国企業がこれを根拠にオーストラリアのサイトにハッキングをしかけたら、罰せられるだろうと指摘している。（ZDNet） |