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2002年08月06日(火) 20時05分
「亜麻色の髪の乙女」元メンバー装い詐欺（読売新聞）リバイバルヒットしている「亜麻色の髪の乙女」のオリジナルを歌ったグループサウンズ「ヴィレッジ・シンガーズ」の元ボーカル清水道夫さんを装って現金をだまし取ったとして、長野県警佐久署は６日、同県御代田町草越、飲食業井出一雄容疑者（５３）を詐欺の疑いで逮捕した。調べによると、井出容疑者は先月中旬、同町内で開かれた町民カラオケ大会で、清水さんと偽って審査委員長を引き受け、商店会からの報酬１５万円をだまし取った疑い。主催の商店会役員らは今年１月ごろ、井出容疑者から「全国各地のカラオケ大会で審査員を務めている」と言って清水さんの名を記した名刺を渡されたという。 井出容疑者はカラオケ大会当日、約６００人の聴衆を前に「亜麻色の髪の乙女」を熱唱したが、町民の１人が清水さん本人を知っていたことからうそが分かった。役員の１人は「あまりに歌がうまいので本人だと思い込んだ」と話している。 井出容疑者は１９９６年８月にも解散した人気ロックグループの元メンバーをかたって同県内で現金を詐取したとして逮捕されたことがある。 「亜麻色の髪の乙女」は１９６８年のヒット曲。今年、島谷ひとみさんの歌で再びヒットしている。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020806-00000512-yom-soci |