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2002年07月30日(火) 00時11分

<高速不正通行>ドライバーから料金強制徴収へ 4公団毎日新聞

 高速道路などの料金未払いに対して日本道路公団と首都高速、阪神高速、本州四国連絡橋の各公団は29日、強行突破などを繰り返すドライバーに対し、通行料金を強制徴収するなどの防止策の強化に乗り出した。これまで首都高速公団だけが強制徴収してきたが、国土交通省が今月9日、犯罪行為立件のため運転手の特定や、厳正な料金徴収を実施するよう指示。4公団が足並みをそろえることになった。

 首都高速公団は、ホームページなどで徴収結果を公表。さらに4公団は、防犯ビデオによる監視などで不払いドライバーの特定を強化し、説得・督促しても応じない場合は財産の差し押さえなども行う。道路整備特別措置法では、不支払い金額に加え、その2倍の割増金を徴収できる。

 また、4公団は29日、警察庁と合同の「高速道路等不正通行対策協議会」を発足させた。警察の協力を得ながら、取り締まりを強化するという。

 国土交通省のまとめでは、暴走族などによる強行突破や「無料通行宣言書」を提出して通行する不正交通は、4公団の合計で昨年度28万3395台、被害額は少なくとも3034万円に上った。阪神公団の独自集計では昨年度の被害総額を約7400万円としている。

 不正通行を繰り返すドライバーの中には、「フリーウェークラブ」を名乗って、違法に料金所を通過するグループもある。同クラブの和合秀典会長は「償還期間が過ぎているはずの道路の料金を徴収している。公団側が違法だ」と話している。

 【若狭毅、坂巻士朗】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020730-00000113-mai-soci

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