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2002年07月29日(月) 12時47分

大阪府全域でまた通話障害 「ワン切り」原因か朝日新聞

 大阪府全域と兵庫県尼崎市の計約516万回線で29日午前10時ごろ、電話がかかりにくくなった。NTT西日本によると、通話量が異常に増えたため、同社が手動で交換機による発信を50〜25%制限した。同社は午前10時59分、携帯電話に向けて大量に発信していた大阪市北部の「ワン切り」業者の回線を切断した。午前11時42分までに一部の規制を解除した。15日月曜日の同時刻にも、同じ業者による大量発信が原因とみられる通話障害が起きたばかり。NTTはこのとき、業者に発信を控えるよう要請していた。

 NTT西日本によると午前10時8分、通話量が異常に増えたため交換機に過大な負荷がかかった。このため、同社は手動による交換機の発信規制に踏み切った。同10時18分に府内と尼崎市内から、090、072、0077、0088、0070への発信を50%制限し、10時37分には同地域から06エリアへの発信を25%制限。さらに同42分には全国からの06エリアへの発信を50%規制した。約1時間後に一部の規制を解除した。

 NTT西日本やNTTドコモ関西には、午前10時半ごろから「電話がつながらない」などの問い合わせが殺到した。

 15日の通話障害では、大阪市北部の業者が事務所内に216回線を開設。同日午前0時から一日中、1分間1500回、1時間9万回のペースで不特定多数の携帯電話に発信を繰り返していた。

 このため、業者の電話を統括する交換機に大きな負荷がかかって通話障害が発生。負荷を分担しようとして別の交換機も次々にダウンしそうになり、NTTが手動で着信規制をかけたため、約2時間にわたって障害が起きた。

(12:44)

http://www.asahi.com/national/update/0729/013.html

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