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2002年07月23日(火) 03時40分

<千と千尋DVD>「赤みがかって見にくい」ジブリに苦情毎日新聞

 19日発売されたアニメ映画「千と千尋の神隠し」のDVD(デジタル多用途ディスク)について、購入者から「色が赤みがかって、見にくい」との苦情が、制作した「スタジオジブリ」などに寄せられていることが22日、分かった。

 このDVDは、本編ディスクと、劇場予告編などの映像が入った特典ディスクの2枚組み。予告編は劇場上映時の色合いだが、本編は夕方の景色のように赤みがかっているとの指摘が寄せられている。

 発売元のブエナビスタホームエンターテインメントの関係者は「特典ディスクは手元にあった予告編の画像をそのまま使ったが、本編ディスクはスタジオジブリのチェックを受けて調整したもの。不良ではない」と説明。ジブリも「色調を変えて販売し直す予定はない」としている。

 「千と千尋」は手描きのセル画を使わず、コンピューターで原画を描く「フルデジタル」作品。セル画から色調を決定できなかったため、DVD化にあたり、宮崎駿監督や色調関係の担当者が「劇場公開時に一番近い色」を検討して決めた。

 ジブリは「一概にはいえないが、もし自宅のテレビが映画モードや劇場モードを設定できる機種なら、映画館の『色』を再現できるかもしれない」としている。

 「千と千尋」は昨年7月の公開後10週間で観客1688万人を記録した日本映画最大のヒット作。DVDは初回出荷で300万本、ビデオテープ版を加えると550万を販売している。 【野島康祐、乾達】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020723-00000151-mai-soci

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