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2002年07月23日(火) 20時57分

無効な標識で駐車違反摘発 反則金返還 埼玉県警朝日新聞

 埼玉県警は23日、志木市の二つの市道にあった駐車禁止の標識が県公安委員会の決裁を受けておらず、無効だったと発表した。管轄する朝霞署は97年から02年3月にかけて、計20人に駐車違反の反則切符を切っていた。県警は行政処分を取り消すとともに反則金計31万5000円を返還した。

 今年3月、駐車違反の取り締まりを受けた男性が反則金の納付を拒否したため、朝霞署が刑事処分の準備のため調べたところ、公安委の決裁がない標識とわかった。その後、県警は公安委の決裁を受けて有効な標識とした。

 県警交通規制課によると、問題の市道では79年から84年ごろにかけて、道幅の拡張工事があり、新たに標識を設置した。しかし、他の区間はすでに標識があったため、決裁を受けるのを忘れたとみている。

 同課は、交通違反の記録の保管期間が5年のため、96年以前の取り締まりについては「把握できない」としているが、反則切符と反則金の領収書があれば返還手続きに応じるという。(20:29)

http://www.asahi.com/national/update/0723/030.html

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