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2002年07月20日(土) 01時20分

<中国健康食品>多くはネット、通販で 手軽に購入、安全二の次毎日新聞

 4人の死者が判明し、被害が拡大している中国製ダイエット食品。都道府県の発表を集計した毎日新聞の全国調査によると、被害者の多くはインターネットや通信販売を通して、手軽に商品を購入していた。ネット社会の発達で、外国の商品を簡単に購入できるようになる一方で、安全性が確認されていない商品が大量に出回っていた。

 千葉県で報告された被害者4人は、いずれもダイエット食品をインターネットで購入していた。同県は県民に「健康食品をインターネットなどで安易に海外から購入し使用することは、薬事法などの規制が及ばないため、自己責任となります」と注意を喚起した。ネット利用で購入した被害者は全国でかなりの数に上った。

 一方、三重県の30代女性はダイレクトメールで、沖縄県の34歳女性は雑誌の広告でダイエット食品のことを知り、通信販売で申し込んだ。京都府の20代女性のように、輸入代行業者を通じて購入した人も多い。このほか、中国旅行をした友人から譲り受けた(大阪府の39歳女性)▽中国人の知人から分けてもらった(大阪府の32歳女性、長野県の20代女性)——という人もおり、口コミでも情報が広がっていた様子がうかがえる。

 被害の拡大を受け、インターネットで健康食品を販売している業者の間では、中国製ダイエット食品の販売を中止する動きも広がっている。横浜市内の輸入代行業者は「中国製ダイエット商品に有害物質が混入していると報道されており、当サイトはダイエット関連商品の代行を控えます」との断り書きをサイトに表示した。また、中国・上海の会社も「日本のお客さんに不安があるので」という理由で、今月中旬からインターネットによる「御芝堂減肥★嚢(おんしどうげんぴこうのう)」の販売中止を明示した。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020720-00000166-mai-soci

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