中国製健康食品京でも被害者か府が関連調査（京都新聞）

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2002年07月18日(木) 00時00分

　中国製ダイエット用健康食品を服用し、肝機能障害を発症した報告が相次いでいる問題で、京都でも服用した女性が、めまいや手のふるえなどの症状を訴え、保健所に届けていたことが十八日、分かった。女性は回復している。府は、健康食品と女性の症状との因果関係を調べている。

　府生活衛生課によると、女性は六月末にカタログ案内で知った大阪府内の輸入代行業者から中国製ダイエット食品を購入。服用すると、めまいや手のふるえ、どうきなどの症状が出たため、今月八日に保健所に届け出たという。

　府は十日に、大阪府に対し食品の流通経路や販売実績などについて調査を依頼した。

　健康食品は、厚労省が未承認の医薬品に当たるとして商品名を公表しているものとは違うという。