寝具を約４０万円で購入して簡単なアンケートに回答すれば８０万円のモニター料が受け取れるなどとして布団を販売し、１９９９年に経営破たんした「ダンシング」（兵庫県姫路市）の「モニター商法」をめぐり、被害者がクレジット代金の債務不存在を求めた訴訟の和解が１８日、仙台地裁で成立した。
　ダンシングをめぐっては大阪、神戸、広島、名古屋、浜松など全国で被害者らが提訴。秋田と奈良では調停が成立したが、訴訟での和解は初めてという。
　和解したのは、信販会社「ＮＣカード仙台」と宮城県内などの被害者６１人。和解条項は、販売代金やクレジット手数料のうち被害者側の負担を約４割とするなどの内容。　

http://news.lycos.co.jp/society/story.html?q=18jijiX731&cat=1