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2002年07月14日(日) 09時39分

覚えない有料番組、請求メール相次ぐ四国新聞

 「利用した覚えのない有料ダイヤル番組の利用料を請求するメールが届いた」—。こんな相談が、六月末から県消費生活センターなどに相次ぎ、十三日までに三十八件に上った。不正に流出したメールアドレスを使い、同一業者が送信したとみられる。同センターは「使っていなければ絶対に払わないように」と注意している。

 同センターによると、メールは「五月の番組利用代金が振り込まれていません。至急、振り込みお願いします」とし、利用料のほかに延滞料金など計約三万円を請求。振り込み先の口座や振り込み期限を明記している。さらに延滞した場合には「自宅か勤務先に十五万円を請求する」と、取り立てをにおわす表現もある。

 同センターなどに初めて相談があったのは六月三十日。七月に入り、相談件数が急増し、三十八件に達した。うち、二件はすでに支払っていた。

 すべて請求金額が三万円前後で、送信元や振り込み先が同じため、同一業者が送信したとみられる。電話番号をアドレスにする携帯電話だけでなく、パソコンに送りつけられたケースもあることから、メールアドレスが不正に流出している可能性が高いという。

 同センターは「身に覚えのない請求に応じる必要はなく、個人情報を守るためメールは返信しないように」とし、「支払ってしまった場合や脅迫を受けた場合には警察に相談を」と呼び掛けている。相談窓口は、同センター<087(833)0999>。

http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200207/20020714000263.htm

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