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2002年07月13日(土) 14時00分
昨年度の健康食品相談は１万4000件（日経新聞）全国の消費生活センターに寄せられた健康食品に関する相談件数が昨年度１万4826件（前年度比35.6％増）に上り、「飲んだ後に体調不良になった」など危害を申し出た件数も444件（同3.7％増）だったことが国民生活センターの調べでわかった。 同センターによると、相談内容の中で、最も多かったのはダイエットをうたった食品についてのもので、1335件に上った。厚生労働省が死亡例もあるとして注意を喚起した中国製食品についての相談は「 之素 嚢」が３件、「御芝堂減肥 嚢」は１件あった。 服用後に死亡したケースについての相談は３件。「肝炎を患っていた夫が『万病に効く薬』とうたう健康食品を飲み体調が悪くなり、２年後に死亡した」「40歳代の妻が健康食品16錠飲み、翌日に死亡」などの相談が寄せられた。 同センターは「健康食品は医薬品ではないので、身体への効能・効果を期待しない方がよい。体調に変化があった場合は利用をやめて医師の診療を受けてほしい」としている。 |