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2002年07月08日(月) 13時57分
問題の運転手、出勤前に一杯、出発前にも缶酎ハイ（朝日新聞）ＪＲ東海バスの運転手（５０）が酒気を帯びて長距離バスを運転し中央自動車道で物損事故を起こした問題で、同社は８日、運転手が客を乗せる直前に車内で缶酎ハイを飲んだほかに、出勤前の午前５時半ごろに焼酎をコップ１杯、出発前の名古屋営業所内の車両点検中にも缶酎ハイを飲んだと話していることを明らかにした。 同日、記者会見した吉川公行社長が明らかにした。同社は運転手の出勤時と、営業所から出発する際の２回、担当職員が点呼をしたが、異常には気づかなかったという。 運転手が事故を起こした７日以外にも酒を飲んで運転していた可能性について、社長は「本人は否定している」としたうえで、「まだ調査中だ」と述べるにとどめた。 運転手は車内で酒を飲んだ理由について運転手は、「東京に着いた後、夕食時に飲もうと思って車内に酒を持ち込んだが、暑かったので飲んだ」と話しているという。 記者会見で吉川社長は「安全・快適を至上命題としているのに、このような事故を起こしてしまってざんきに堪えない」と陳謝。運転手を厳しく処分する考えを示した。 一方、国土交通省中部運輸局は同日、同社から事情聴取を始め、処分の検討に入った。(13:41) |