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2002年07月08日(月) 00時00分

JR東海高速バス 酒気帯び事故 乗客『怖い』とメールも 東京新聞

 七日午後五時四十分ごろ、山梨県上野原町大野の中央自動車道上り線談合坂サービスエリアで、JR東海バスが駐車中の乗用車と接触事故を起こした。事故処理中に、バスの長岡清運転手(50)から酒のにおいがしたため山梨県警高速隊が道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで調べた。同容疑で近く書類送検する。

 同隊や会社によると、乗客が家族らに事故前、「飲酒運転をしているようで怖い」と車内からメールを送っていた。

 調べによると、バスは七日午後零時半に名古屋駅を出発し、新宿へ向かっていた高速路線バス「中央ライナー4号」。長岡運転手は乗客二十二人を乗せ、休憩のため立ち寄ったサービスエリアでバックさせ、駐車中の乗用車と接触事故を起こした。その際に酒気帯び運転をしていた疑い。

 同運転手の呼気一リットル中から〇・三五ミリグラムのアルコールを検出した。高速隊は、飲酒の状況や量などを調べている。

 走行中のバスからは、乗客が「飲酒運転をしているようだ」「路肩に乗り上げた」などとメールを送り、心配した家族らから午後五時半ごろ、同社に問い合わせがあった。名古屋営業所が約二十分後連絡を取ると、運転手は「事故を起こした。体調が悪くて運転できない」などと話したという。

 また、別の乗客は車内で運転手に「路肩の方に寄っているが大丈夫か」などと声をかけたが、「後で説明するので、座ってください」といわれたという。

 JR東海バス名古屋営業所は「信頼を裏切ってしまい、大変申し訳ない」としている。

 同社によると、長岡運転手は約二十七年のバス運転歴があり、昨年までの二年間は指導役となる「筆頭運転手」。昨年夏に乗客のいないバスを運転中に無人の車に接触する事故を起こしたほかは、大きな事故歴はないという。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20020708/mng_____sya_____012.shtml

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