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2002年07月08日(月) 23時51分
「講習」ですむ運転者を誤って免停処分に分類 警察庁（朝日新聞）警察庁は８日、違反者講習を受けることで本来なら免許停止処分を受けないですむ運転者２３人を、誤って免許停止処分者に分類していたと発表した。２３人のうち８人に「免停処分」の出頭通知を送り、うち５人はすでに免停処分にしていた。 同庁によると、６月の改正道路交通法施行に伴う同庁の運転免許保有者管理プログラムの更新ミス。６月にも、同プログラム更新ミスで、誤った有効期間を記した免許証７７枚を発行した。同庁は更新時の点検漏れを認め、さらにミスがないか緊急点検を続けている。 道交法には、１年間無事故無違反の場合、それまでの違反点数を累積対象から外す制度がある。今回のミスは、無事故無違反の１年間が改正道交法施行の６月１日をまたいだ場合の処理を誤り、それ以前の違反点数も加えてしまった。 その結果、過去３年間の累積点数が６点で、違反講習を受講すれば免許停止処分を受けずに済むはずの運転者を「累積６点超」と誤り、「免停３０日」の処分対象に分類した。 同庁は点検作業中に誤りに気づいた福井、愛媛の両県警から４日に連絡を受け、プログラムを修正している。(18:53) |