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2002年07月05日(金) 14時20分
ガスの点検よそおい、本当は泥棒 熊本市などで被害相次ぐ（熊本日日新聞）ＬＰガスの販売店員を装って民家を訪れ、ガスメーター点検やガス漏れ警報器取り付けのようなことをして、点検料をだまし取ったり、不当な代金を請求したりする事件が、熊本市内などで相次いでいる。ほとんどが一人暮らしの高齢者を狙っており、県ＬＰガス協会（熊本市）は、注意を呼び掛けている。同協会によると、六月だけで熊本市内を中心に約十件発生。「ガスメーターの点検に来ました」と言って部屋に上がり、数千円を前払いしてもらう時に財布の場所を確認。「外でメーターが動くか確認してほしい」と家人を室外に出した後、財布から数万円を抜き取るといった手口。 また、ガス漏れ警報器の取り付けを装い、前払いで二万円前後を受け取った後、領収書を車に取りに行くふりをしてそのまま逃走する手口や、リース用警報器を「買い取ってもらうことになった」と不当に代金だけ請求するケースもあった。 ＬＰガスは通常、ガスメーターの保安点検は無料。ガス漏れ警報器はリースが多いが、購入しても五千円程度だという。 同協会は「料金前払いの要求はあり得ない。もし少しでも不審に思ったら、近くの販売店に電話して確認してほしい」と話している。 数年前から多発しており、県警でも、ケースによって詐欺や窃盗にあたるとみて捜査している。 http://kumanichi.com/news/local/main/200207/20020705000459.htm |