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2002年06月26日(水) 20時20分

視力回復に偽り、公取委がメガネ通販業者に警告読売新聞

 虚偽の体験談を新聞の折り込み広告に掲載して、特殊機能付きのゴーグル型眼鏡を販売したのは景品表示法(優良誤認の禁止)に違反するとして、公正取引委員会は26日までに、東京都などの通信販売業者に警告した。

 警告を受けたのは「平成総合販売センター」「共栄視力回復協会」「ライフメディカル」(以上、東京都中央区)「ニホンビケン」(埼玉県川越市)「全日本視力回復センターこと沼波厚司」(愛知県春日井市)の5事業者。

 公取委によると、各事業者は一昨年1月から今月にかけ、「視力が短期間で回復する」などのうたい文句や、「40年かけ続けたメガネが外せた」などとした虚偽の体験談を新聞の折り込み広告に掲載し、ゴーグル型眼鏡約2000個を通信販売していた。国内や海外の製造業者から2万円前後で仕入れ、4万円前後で販売していたという。

 この眼鏡は「アイ・ドクター」「アイトレ」などの商品名で販売されており、ゴーグル内で移動する光を眼球で追いかける仕組み。公取委で眼科医など専門家に調査を依頼したところ、視力回復効果はないという。

 違法表示された広告で売られている類似商品はまだ市場に出回っており、公取委は今後も自治体などに協力を求め、監視を続ける。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020626-00000011-yom-soci

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