数千人分の個人情報流出　群馬県のプロバイダー（京都新聞）

悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

2002年06月18日(火) 00時00分

　群馬県高崎市のインターネットプロバイダー（接続業者）「群馬インターネット」の会員の住所、氏名、電話番号を記載した数千人分の個人情報リストが外部に流出していたことが、１８日までに分かった。同社は約２万人の全会員に謝罪のメールを送ったが、リスト流出に伴う会員への被害は確認されていないとしている。

　同社によると、リストは会員の１人が作成したホームページ上で、１２日から閲覧可能な状態になっていた。同社の依頼で、この会員が１３日に削除した。

　このリストは同社が２０００年４月、会員向けセミナーを開催した際の出席確認用で、同社のサーバーに保存されていた。高度なコンピューターの知識を持つ者には入手が可能だったといい、同社はこの会員がサーバーからリストを入手したとみている。