長野県諏訪市がコンピューターで管理した約６５００人分の個人データが、インターネットで閲覧可能な状態だったことが８日、明らかになった。特定のアドレスを入力すれば閲覧可能で、このアドレスはネット上で何者かによって公開されていた。
　諏訪市企画課によると、漏れたのは同市が管理する原田泰治美術館に関係した個人データで、入館者アンケートや催しの参加応募者名簿。氏名や住所のほか、一部には電話番号もあった。
　このデータは今年２月、民間から諏訪市が管理するコンピューターに移されたが、その際に誤って名簿も閲覧可能になった。同市の通常のホームページ上からは閲覧できなかったため、気付かなかったという。　

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