他に３件の誤入札と公表　高値自己落札問題でヤフー（京都新聞）

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2002年06月08日(土) 00時00分

　ヤフーは７日、同社が運営するインターネット・オークション（競売）サイトで今年３月、米大リーグ、マグワイア選手のユニホームを同社社員が「テスト用ＩＤを使って誤って」（同社）高値落札した後に取り消し、売買が不調に終わった問題に関する社内調査結果を発表した。

　それによると、テスト入札に使うはずのＩＤで、誤って実際の入札に参加した事例がほかに３件あることが判明。ヤフーはそれぞれ、関係者に説明の上、謝罪したとしている。

　具体的には女優、鈴木京香さんのアクセサリーや、人気バンド、スピッツのファンクラブが作った記念品などの競売で、これらはすべて一般利用者が最終的に落札した。

　ヤフーはテストＩＤの管理、運用基準を厳格にし、社員の個人用ＩＤを使ったテスト入札も禁止するなど、トラブルの再発防止に向け、社内体制を整備したとしている。