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2002年06月06日(木) 03時59分
迷惑メール着信拒否、経産省が省令改正へ（読売新聞）経済産業省は５日、出会い系サイトなどを運営する業者が携帯電話に一方的に広告を送りつける「迷惑メール」の受信を拒否できるよう省令改正する方針を明らかにした。携帯電話各社と連携、承諾を得ていない広告が利用者に届かないシステムを作ることで、迷惑メールを撃退する計画だ。経産省は、特定商取引法に基づく省令を来月に改正し、一方的に広告を送りつける業者に対して義務付けているメールの表題を、現在の「！広告！」から「未承諾広告※」に変更する。携帯電話利用者がこの文字列を含んだメールの受信を拒否するよう携帯各社に登録すれば、携帯各社は広告メールの配信を停止する。同省は携帯各社に対し、登録者へは自動的に配信を止めるシステムを導入するよう要請しており、ＮＴＴドコモなど携帯電話各社が協力する見通しだ。携帯各社が、利用者からの要請に応じて、一定の表題のメールをすべて配信停止にするのは初めての試みとなる。 経産省は、今年２月の省令改正で、広告メールの表題に「！広告！」を表示するよう業者に義務付けた。携帯各社が配信停止システム導入の準備を進めているが、「！」マークは半角、全角の区別があって、うまく機能しない可能性が出てきた。表示を「未承諾広告※」に変更することで、迷惑メール阻止を徹底する。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020606-00000201-yom-bus_all |