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2002年06月05日(水) 14時21分

県消費生活センターへの相談が1万件を突破 01年度熊本日日新聞

 二〇〇一(平成十三)年度に県消費生活センターに寄せられた苦情や問い合わせの相談件数が、過去最高の一万五十五件に上ったことが五日、同センターのまとめで分かった。一万件を突破したのは初めて。

 相談件数は、前年度から16・7%(千四百三十七件)増え、最高だった九九年度の九千九百三十二件を上回った。

 商品・サービス別で最も多かったのは「消費者金融・クレジット等」。34・7%増の二千百四十一件に上り、全体の21・3%を占めた。「生活費として三万円を借りたら、手数料五千円を差し引かれ、十日ごとに利息二万五千円を要求された」(六十三歳、主婦)事例など、長引く不況を反映し、高齢者層の相談者が増えたのが特徴という。

 次いで「電話有料情報提供サービス」が、162・8%増の六百九十九件。ツーショットダイヤルや出会い系サイト、携帯電話を一度だけ鳴らす「ワン切り」などについての相談で、五年間で約七倍に急増した。「雑誌広告に『六千円まで無料』と書いてあり、ツーショットダイヤルを三、四回利用したら、三万百円を請求された」(二十一歳、男子大学生)ケースもあった。

 インターネットの接続先が自動的に海外の業者に書き換えられたために料金を請求されたなど、国際電話に関するトラブルも増えている。また、BSE(牛海綿状脳症)や食品表示についての相談も目立った。

 販売方法別では、「家庭訪問販売」が最も多く、次いで「通信販売」。高齢者を狙って家屋の点検を口実に工事などを勧める「点検商法」も増えている。

 同センターは「サービスの契約時などには料金の仕組みをきちんと理解してほしい。トラブルを防ぐため、面倒がらずに規約をよく読むことだ」と指摘している。

http://kumanichi.com/news/local/main/200206/20020605000780.htm

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