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2002年06月04日(火) 15時55分
ダスキン元専務「無認可添加物使用知っていた」（読売新聞）「ダスキン」が運営する「ミスタードーナツ」が無認可の食品添加物を使った肉まんを販売していた事件で、フード事業の当時の最高責任者だった元同社専務（６１）（退社）が、大阪府警の食品衛生法違反容疑での事情聴取に対し、添加物使用を知りながら肉まんの販売を続けていたことなど事実関係を認める供述を始めたことが４日、わかった。府警は、元専務の同法違反の疑いが強まったと判断、違法性の認識や添加物使用を知った後の販売継続の理由などについて引き続き事情を聞く。これまでの調べでは、ダスキンは２０００年１１月３０日に大阪府内の取引業者から、無認可の酸化防止剤ｔ—ブチルヒドロキノン（ＴＢＨＱ）が肉まんに使用されていると指摘された後も約３００万個を販売したとされる。 この間の経緯について元専務は「無認可の添加物が入っていることは認識していたが、やむを得ず販売を続けた」などと供述したという。 府警は、販売継続にあたっての元専務による部下への指示や、ダスキン首脳陣への報告がどのように行われたかなどについても説明を求めているとみられる。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020604-00000406-yom-soci |