悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2002年06月04日(火) 18時41分

池田大作・創価学会名誉会長の弁護団、裁判記録を出版−−10日、講演会 /北海道毎日新聞

 ◇10日・函館で記念講演会
 「報道と人権の会」(越前屋民雄代表)は、創価学会・池田大作名誉会長の弁護団が著した「訴訟被害」の裁判記録「判決 訴権の濫用(らんよう)—断罪された狂言訴訟」=日本評論社・写真=の出版記念講演会を10日午後6時半から、函館市若松町の函館ハーバービューホテルで開く。
 この裁判は池田名誉会長に暴行されたと主張し、函館市の元創価学会女性幹部の夫が損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(00年5月)東京高裁(01年1月)とも「提訴は池田氏の社会的評価の低下を意図したもので、裁判を起こす権利の乱用」として却下。同年6月26日、上告審の最高裁第3小法廷(千種秀夫裁判長)も夫の上告棄却を決定。元幹部でもある夫の敗訴が確定した。
 同書は担当した弁護団長・宮原守男氏(東京弁護士会)ら4人の弁護士の共著。訴えが事実無根だったことが明らかになる過程を記録している。
 特に「本件訴えは、被告に応訴の負担その他の不利益を被らせることを目的とし、かつ、原告の主張する権利が事実的根拠を欠き、民事訴訟制度の趣旨・目的に照らして著しく相当性を欠き、信義に反するものと認めざるを得ない。訴権を乱用するものとして不適法なものというべきであり、このまま本件の審理を続けることは被告にとって酷であるばかりでなく、かえって原告の不当な企てに裁判所が加担する結果になりかねない」(東京地裁判決)として、訴権の乱用を明確に認めた点を評価している。
 また、元女性幹部の話をセンセーショナルに報じるなどした一部マスコミの責任も厳しく指摘している。同書はA5判、225ページ。1600円(税別)。講師は著者の一人、佐藤博史弁護士(東京第二弁護士会)。入場無料。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020604-00000003-mai-hok

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ