悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2002年06月04日(火) 19時04分

納入先からの損害賠償には全力で対応する=協和香料化学ロイター

 [東京 4日 ロイター] 食品衛生法上使用が認められていない添加物を使った香料を出荷していた協和香料化学の平瀬社長は、納入先である食品メーカーから損害賠償請求があった場合には、「全力で対応する」と語った。

同社長によると、違法使用が指摘されているアセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ひまし油の3添加物を含有する同社の製品の売上が、2001年度に3億円あったことを明らかにした。同年度の総売上高は16億1200万円だった。

いつ頃から違法性を認識していたのかとの質問に対し同社長は、「一昨年の夏くらいに会議で、製品の一部に食品衛生法に載っていない原料が使用されている、という報告があった」と説明した。無許可添加物使用の事実を知ってからも生産を継続した理由を問われると、「今思うと、私の気持ちの中に、アメリカなど諸外国で許可されているとか、使う量が極く微量であるということで、認識の甘さがあった」と語った。

同社の茨城工場は先月20日に、茨城県日立保健所の立ち入り検査を受けた際、食品衛生法上使用が認められていない3添加物が使われていることが分かった。同保健所は同月31日に、同工場に営業禁止と製品の自主回収を命じている。
その後、今週に入ってからは、江崎グリコ<2206.T>や森永製菓<2201.T>、日清製粉<2002.T>など問題香料の納入先である食品メーカーが相次いで自社製品の回収を発表している。(ロイター)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020604-00000115-reu-bus_all

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ