サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）日本代表チームの本番前最後の強化試合となった対スウェーデン代表戦などのチケットを高額な値で売り付けたとして、警視庁生活安全特捜隊と四谷署は２７日までに、迷惑防止条例違反容疑で東京都板橋区赤塚、暴力団姉ケ崎連合会斉藤組組員鈴木弘明容疑者（４０）ら組員７人と埼玉県川口市上青木西、会社員永瀬昭宏容疑者（３０）の計８人を逮捕した。
　調べによると、鈴木容疑者らは２５日夜、日本対スウェーデン戦が行われた東京・国立競技場近くの路上で、大阪府四条畷市から観戦に来た男性会社員（３３）に対し、４０００円のチケットを３００００円で転売した疑い。
　また、永瀬容疑者は知人から無料で譲り受けた２６日開催の鹿島アントラーズ対イタリア代表戦のチケットを、インターネットのオークションサイトで募った客２人に６０００円でそれぞれ転売しようとした疑い。　

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