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2002年05月27日(月) 00時00分
素人ダフ屋、捜査員を「組員」と勘違い縄張り荒らし−と怖くなって１１０番（ZAKZAK）警視庁生活安全特捜隊と四谷署などは２７日までに、サッカーのワールドカップ直前の親善試合があった東京・国立競技場周辺でダフ屋行為をしたとして、都迷惑防止条例違反の現行犯で埼玉県川口市の会社員の男（３０）を逮捕した。会社員はプロのダフ屋ではなく、インターネットオークションを利用して小遣い稼ぎをしようとした「素人」で、摘発のため近づいた私服の捜査員を暴力団組員と勘違いし、縄張り荒らしをとがめられると思い１１０番していたという。 調べでは、会社員は２６日午後１時５０分ごろ、ＪＲ信濃町駅の改札口付近で千葉県市川市の男性（２７）に、転売目的で入手した鹿島アントラーズ対イタリア代表戦のチケット２枚を１万２０００円で売った疑い。 会社員は知人から無料招待券３０枚を手に入れ、ネットオークションで客を募って同駅で手渡しで販売していた。 ダフ屋は都内の暴力団が専門の商売にしているが、最近はインターネットの普及などで、組員でない者が摘発されるケースもみられるという。 ZAKZAK 2002/05/27 |