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2002年05月23日(木) 07時35分
ネット取引の不当表示「監視人」募集へ 公取委（朝日新聞）インターネット上の通信販売など消費者向けの電子商取引が増えていることから、公正取引委員会は、ネットでの不当表示の監視を委託する「電子商取引調査員」を初めて募集する。７月までに要項を作成し、公取委のホームページなどで公表する予定。監視の目を増やすことで、市場の拡大に伴うトラブルを未然に防ぐ狙いだ。 公取委のモニター的な立場で、当初は５０人程度を募集する。自宅にパソコンを持ち、ある程度のインターネットの知識・経験があることが条件となりそうだ。「健康食品」「ダイエット商品」など、特に不当表示が目立つ分野をテーマとして監視をしてもらうことも検討している。 公取委では、景品表示監視室を中心にネット上の表示を随時監視したり、００年からは経済産業省などと合同で、年に２回ほど集中調査を実施したりしている。しかし、通常は十分な態勢が取れないのが実情で、民間の力を借りて監視を充実させることにした。(07:35) |