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2002年05月13日(月) 13時01分
＜カジノ汚職＞元巡査部長ら起訴事実を認める 福岡地裁初公判（毎日新聞）福岡市中洲のカジノバーを巡る警察官汚職事件で、受託収賄罪に問われた元福岡県警巡査部長、樋口秀美被告（５５）ら３人の初公判が１３日、福岡地裁であり、全員起訴事実を認めた。他の２被告は、受託収賄罪の元同県警警部補、坂田一臣被告（５３）と、贈賄罪のカジノバーの実質経営者、李功被告（４１）。検察側は冒頭陳述で、樋口被告について「（暴力団捜査を担当する）県警捜査４課に勤務していた９６年夏ごろから中洲のカジノバー関係者と交際し、９９年９月、小遣い銭に困って、羽振りのよかった坂田被告から捜査情報の見返りに現金を提供してくれる李被告を紹介してもらい、事件を起こした」と指摘した。 樋口被告は９９年当時、カジノバー捜査と無関係の甘木署に転勤していたが、県警各部署の動向を探り、捜査情報を坂田被告を通じて李被告に伝えたという。 起訴状によると、樋口、坂田両被告は９９年９月２１日、李被告からカジノバーの捜査情報を教えてほしいと依頼され、福岡市博多区中洲のバーでそれぞれ現金１００万円を受け取った。 【青島顕】（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020513-00001039-mai-soci |