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2002年05月13日(月) 14時20分

独居老人宅で高額工事 容疑の会社を捜索 大牟田署など熊本日日新聞

特定商取引法違反の疑いで家宅捜索を受けるビオスの熊本営業所=熊本市水前寺
 「床柱が腐って、家が傾いている」などと言って一人暮らしの高齢者をあおり、高額な床下調湿材を販売散布する工事をしていたとして、福岡県警生活経済課と大牟田、筑後両署は十三日午前、特定商取引法違反(不実の告知など)の疑いで大牟田市右京町の「ビオス(旧荒木住設)」(荒木祐一社長)本社や熊本市の営業所など五カ所を家宅捜索、関係資料などを押収した。荒木社長や営業担当者ら計三人の立件を視野に捜査している。

 調べでは、荒木社長らは共謀。昨年六月下旬から十月初旬ごろにかけ、上益城郡御船町の女性(65)ら三人に「役場から排水管工事に来た」「床柱が腐っているので、取り替え工事をしないと今日にも床が落ちる」などとうそを言って、書面を交付せずに計約百四十万円の工事契約をした疑い。いずれも床下に調湿材などをまいただけだった。

 同社は大牟田市のほか熊本、久留米に営業所があり、両県や佐賀、大分を中心に営業。九州内の消費生活センターに一九九八(平成十)年から約七十件の苦情が寄せられているという。

 県消費生活センターによると、県内では九八年から今年一月まで、一人暮らしの高齢者から、床下調湿材・換気扇などの契約を強引にさせられたという苦情が約三十件寄せられ、被害額は一人当たり約二百万円〜五百万円に上るという。

http://kumanichi.com/news/local/main/200205/20020513000603.htm

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